説明
ローカルは「ローカル要求」に対してベーシックな応答で応答します。ローカル要求は、以下のゾーン内の名前として定義されています。localhost、0.in-addr.arpa、127.in-addr.arpa、255.in-addr.arpa、およびlocalhost.<domain>
を要求するすべてのクエリです。後者が表示されると、メトリックカウンタが増加し、debugが有効になっている場合はデバッグログが出力されます。
ローカルが有効になっている場合、これらのゾーンに含まれるクエリはすべて応答を取得します。これにより、クエリがインターネットに「流出」して外部インフラストラクチャに負荷がかかることがなくなります。
ゾーンはほとんど空で、localhost.
アドレスレコード(AおよびAAAA)のみが定義され、1.0.0.127.in-addr.arpa.
逆(PTR)レコードが定義されています。
構文
local
メトリクス
(prometheusプラグインを介して)モニタリングが有効になっている場合、次のメトリクスが出力されます。
coredns_local_localhost_requests_total{}
CoreDNSによって検出されたlocalhost.<domain>
要求の数のカウンタ。ただし、localhost.
クエリはカウントされません。
このメトリクスにserver
ラベルがないことに注意してください。どのサーバーがこれを処理したかを見るよりも、これらのクエリを実行しているクライアント(複数)を検索する方が興味深いからです。クライアントのIPアドレスを取得するにはデバッグログを確認する必要があります。
例
. {
local
}
バグ
in-addr.arpa.
逆ゾーンのみが実装されており、ip6.arpa.
クエリは傍受されません。
参考資料
Debian内のBIND9の設定には、これらのゾーンが事前設定されています。デバッグログを有効にするには、debugプラグインを参照してください。