ヘッダー

ソース

header はクエリーと応答のヘッダーを変更します。

説明

header は、クエリーと応答のフラグが目的の状態にあることを保証します。変更は、クライアントと後続のプラグインに対して透過的に行われます。

構文

header {
    [SELECTOR] ACTION FLAGS...
    [SELECTOR] ACTION FLAGS...
}
  • 選択項目 は、アクションを クエリー または 応答 に適用する必要があるかどうかを定義します。今後の CoreDNS バージョンでは、セレクターが必須になります。下位互換性を確保するため、セレクターが未定義の場合、アクションは 応答 に適用されます。

  • アクション は、DNS メッセージヘッダーフラグの状態を定義します。アクションは、定義された順序で評価されるため、最後のものが最も優先されます。許可される値は次のとおりです。

    • 設定済み
    • クリア
  • フラグ は、変更される DNS ヘッダーフラグです。現在サポートされているフラグは次のとおりです。

    • aa - 権限がある(回答)
    • ra - 再帰利用可能
    • rd - 再帰希望

すべての応答で再帰利用可能 ra フラグが設定されていることを確認します。

. {
    header {
        response set ra
    }
}

「再帰利用可能」ra と「権限のある回答」aa フラグが設定され、「再帰希望」がすべての応答でクリアされていることを確認します。

. {
    header {
        response set ra aa
        response clear rd
    }
}

すべての後続プラグイン用に「再帰希望」rd が設定されていることを確認します:

. {
    header {
        query set rd
    }
}