azure

ソース

azure は、Microsoft Azure DNS サービスからゾーンデータを配信できるようにします。

説明

azure プラグインは、Microsoft Azure DNS からゾーンを配信するために役立ちます。azure プラグインは、Azure でサポートされるすべての DNS レコードをサポートします。すなわち、A、AAAA、CNAME、MX、NS、PTR、SOA、SRV、および TXT レコードタイプです。NS レコードタイプは azure プライベート DNS ではサポートされていません。

構文

azure RESOURCE_GROUP:ZONE... {
    tenant TENANT_ID
    client CLIENT_ID
    secret CLIENT_SECRET
    subscription SUBSCRIPTION_ID
    environment ENVIRONMENT
    fallthrough [ZONES...]
    access private
}
  • RESOURCE_GROUP:ZONE は、Azure でホストされたゾーンが属するリソースグループであり、ZONE はデータを含むゾーンです。

  • CLIENT_IDCLIENT_SECRET は Azure の認証情報であり、tenant は使用する TENANT_ID を指定します。SUBSCRIPTION_ID はサブスクリプション ID です。これらすべてが Azure のデータにアクセスするために必要です。

  • environment は Azure ENVIRONMENT を指定します。

  • fallthrough ゾーンが一致し、レコードを生成できない場合、要求を次のプラグインに渡します。ZONES が省略されている場合、プラグインが権限を持つすべてのゾーンでフォールスルーが発生します。

  • access は、ゾーンが public または private のどちらであるかを指定します。デフォルトは public です。

プライベートゾーン example.orgexample.private の Azure 認証情報で azure プラグインを有効にします

example.org {
    azure resource_group_foo:example.org resource_group_foo:example.private {
      tenant 123abc-123abc-123abc-123abc
      client 123abc-123abc-123abc-234xyz
      subscription 123abc-123abc-123abc-563abc
      secret mysecret
      access private
    }
}

関連項目

Azure DNS の概要