概要
alias プラグインは、解決されたレコードがゾーンのエイペックスに属しているように見えるようにすることで、ゾーンのエイペックスから CNAME レコードを削除します。この動作は、CloudFlare の Zone Flattening と似ています。
このプラグインは、CNAME レコードと共に A レコードまたは AAAA レコードを生成するプラグインでのみ機能します。例としては、auto
や file
があります。ただし、このプラグインの順序を調整して他のプラグインと一緒に使用する必要がある場合があります。
できれば、新しい ANAME レコードに関する RFC ドラフトを優先して使用するべきです。ただし、CoreDNS が使用する DNS ライブラリはまだ ANAME レコードをサポートしていません。
構文
alias
例
example.com {
file db.example.com
alias
}
# This is used to resolve CNAME records by the `file` plugin. Modify accordingly
. {
forward . 1.1.1.1 1.0.0.1
}
このような応答を変換します
;; ANSWER SECTION:
example.com. 3600 IN CNAME two.example.org.
two.example.org. 3600 IN CNAME one.example.net.
one.example.net. 3600 IN A 127.0.0.1
これへ
;; ANSWER SECTION:
example.com. 3600 IN A 127.0.0.1
より詳細な例については、example/
を参照してください。