CoreDNS を CNCF に含める理由

CoreDNS は現在、Cloud Native Computing Foundation のプロジェクトです。

CoreDNS は、Cloud Native Computing Foundation の設立プロジェクトとして受け入れられました。一部のユーザーは、CoreDNS を CNCF プロジェクトとして提案した理由を疑問に思っているようですので、このブログ記事を書くことにしました。

私たちの目標は、CoreDNS をクラウドネイティブ DNS サーバーとサービスディスカバリソリューションの「標準」にすることです。組織としての CNCF はクラウドネイティブアーキテクチャの進歩に注力しています。そのため、私たちには最適な組み合わせと言えます。サービスディスカバリは、CNCF クラウドネイティブランドスケープ の重要なコンポーネントであり、CoreDNS が優れた役割を果たしている分野です。

この決定により可視性が向上し、プロジェクトの拡大に協力してくれるユーザーやコントリビューターが集まることを期待しています。また、CloudNative/KubeCon などで CoreDNS のプロモーションを積極的に行います。

CNCF はさまざまなサポートを提供します。その証拠に、Linux Foundation(CNCF が一部)のチームが設計した新しいロゴが導入されました。CNCF プロジェクトとして、CloudNativeCon/KubeCon やその他のイベントでスペースが提供され、ユーザーと対話してコミュニティが CoreDNS をどのように使用しているかについてのフィードバックを得られます。また、CNCF エンドユーザーコミュニティの深い知識と幅広いユースケースにアクセスできます。これにより、CoreDNS の将来の開発に情報が提供され、クラウドネイティブアーキテクチャの重要な問題を解決する方向に進みます。

CNCF クラスタ の活用も計画しています。これにより、大規模な Kubernetes クラスタやその他のハイパースケール環境に対して運用する際に、CoreDNS のスケールの制限を実際により押し広げることができます。CoreDNS をクラウドネイティブ DNS およびサービスディスカバリの最高の選択肢にするには、その種のバトルテストが必要です。

John Belamaric
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